ESCB 1994

放っておくといつまでも同じアルバム聴いてるでおなじみの私ですが、やっぱりデキシーの "S,P&Y" が好きで最近また聴いています。あまりのこだわりからもうロックとは別の音楽っぽくなったりしている部分が散見されるのが好きなんですけど。ドラムの音がドカドカし過ぎててリズム楽器じゃないんじゃないかとか、曲終わりのエフェクトのかけ方とか（凝り過ぎ）、ライブで再現不可能な部分が多かったりだとか（ジュリーがメロディーとコーラス両方担当だったりするのでそもそもライブでは無理）が素敵過ぎます。
しかも別に一つ一つの音がどうこういうこと気にしないでポップアルバムとして聴いても捨て曲なしのすごい出来という。アートワークも世界観に合っていて素晴らしいし（昔のデキシー公式には「あれ（歌詞カードに写っている動物園）はどこですか？」という質問に「XXですけど、行かない方がいいと思います」と書いてあって、そういう「写真の魔力で実物とは全く異なったものが写ってる」部分とかまでなんか世界観に（略））。
なので中古屋でみたら買っとくといいと思います（廃盤）。ちなみに私がアナログ買った時はメンバー二人とセンパイのサイン色紙付きで980円。物の値段なんていい加減です。