井上陽水 "氷の世界"

2002年フジロック井上陽水のライブを観た知人が 「あの人は絶対麻薬やってる!」 と言ってた (これは 「それくらい凄かった」 という形容ですよ、念のため。まあ昔はね・・・) んですが、このアルバムを聴くとなんかそう言いたくなる気持ちもわかるような。1973年発表。すげえな。
私の持ってるポリドール盤はなぜか歌詞カードが直筆(?)で、ギターのコードが書いてあります。あ、 "自己嫌悪" という曲はカットされてます。なんなんだろ。
それにしても昔から声の変わらない人ですね。
そう言えば前に井上陽水のTV特番で奥田民生が 「いつも歌詞に書くことがなくて苦労するから陽水さんとやったときにコツかなんか聞こうと思ってたんですが、そういう点では全く参考になりませんでしたね」 というような事を言っていたのが印象深かったです。他にインタビューに答えてた人(ミュージシャン以外)は 「歌詞が、歌詞が」という雰囲気だったんですが、一緒にアルバム作った奥田民生が 「(自分にとっては)参考にならない」 と言ってるという・・・(本人も確か同番組のインタビューで「いや、別に意味とかは・・・」というようなことを言っていた。でも番組全体としては 「ルーツを探ると言葉に対するこだわりが色々見える」 というような方向)。