理念

そう言えばレコード会社はなんで契約切ったミュージシャンの CD をすぐに廃盤にしますかね。多分廃盤にしないと問い合わせがあったときには販売しなくちゃならなくなるからさっさと生産止めて無駄な手間と費用を減らしたいということだと思うんですが、だったらオンライン販売でもすりゃいいじゃないですか。少し前だったらそういう手段は無かったから廃盤にする理由もあったけど、これからは 「在庫抱えるのや嫌なんでオンラインでデータ配信だけしまーす」 とか言っちゃえばいいんだから廃盤にする理由はもう無いですよね (まあオンライン販売にも色々費用はかかるだろうけど)。
だって、廃盤にしちゃったら一々自分で探すしかないんですよ?中古盤屋を眺め、どこかに在庫が残っていないかと目に付くCD屋にはすべて足を運び、ネットで検索を繰り返し。どっちにしろオリジナルが欲しい人はそんな苦労を好んでしているところがあるから (あ、他人事っぽく書いてる) 意味無いかもしれないですけど、「とりあえず音だけでも聴ければ」 という人のために売ってくれてもいいじゃないですか。データのみの販売だとコピーが蔓延するって言っても、廃盤にするつもりのものだったんなら、別にそんなの被害でも何でもないでしょ。
だからレコード会社の人はなるべく音源を廃盤にしないでください。
私は今まで好きになったミュージシャンの CD を結構な確率*1で廃盤にされているので、これから音楽をどんどん聴こうとしている人に変な苦労をして欲しくないんですよ。