id:tmsgkskさんのところで紹介されていたYMCK(三原色がバンド名由来?)がいいかも。試聴しただけなんですが。 "ジョン・コルトレーン回転木馬の夢を見るか" なんて、題名もいいじゃないか。どうせだったら最後は "〜見るか?" のほうがよかったと思いますが。
前に誰かが(KOGの江南さんだったかなあ?もしかしたらPOLYGRAPHの人かも)「『ドット絵のデザインはもう飽きた』とあるデザイナーの人が言ってたんだけど、別に自分としては好きでやってるから飽きたとか流行とかそういうことは関係ない」と言っててなんか感動しました。
レトロとジャンル分けされるようなものって「飽きた」とか「もう流行は終わった」とか言われやすいと思うんですが、別にそうやってどんどん消費していくことはないんじゃないかと。
かるーく聞いておいてすぐに「終わった」とは言いたくないし、そういうジャンルのものを扱っている人も流行とかムーブメントを起こすことよりもじっくり取り組んでとにかく続けていって欲しいなあと思うです。昔だったらそんなに次々新しい音楽のジャンルが生まれる(それが言葉の定義だけで実体がなかったとしても)こともなかっただろうし、心底飽きるまで聴き続けていたんじゃないのかなあ。よく調べもしないで書いてますが(いつものこと)。
そう言えばポリシックスを最初に聴いたときは「面白いけど、これで終わりなんじゃないか」と思ってたけど、本人達もずっと続けてるし(メンバー入れ替わり激しいけどね)こっちも飽きずに聴き続けてるなあ。
YMCKと話がずれましたが、ようするに皆さん試聴だけでもしてみてはいかがか、ということです。
以下2005年5月28日(土)の追記。一度この記述は削除されてログから戻されているのでコメントが消えてしまっています。なので手元のログからコメントをこの形式で戻します。

tmsgksk『ラストにそのものズバリ「Yellow,Magenta,Cyan and Black(YMCKのテーマ)」という曲があるので多分そうでしょう。というか印刷関連の四原色(でしたっけ?)のほうかも。あと飽きたの何だのって、やってる本人よりも周りが言い出しはじめちゃうことがほとんどなのが「何だかなー」って思います。(ちょっと意味が通らなかったので修正)』
yabu_kyu『> 「やってる本人よりも周りが」そうですねー。批評するのは勝手なんですが、「これは来る」と「もう終わった」を言うタイミングがいつなのかを待ち構えているようなのはちょっと・・・。自戒も含めてですが。
やっぱりポップミュージックは歴史浅いからでしょうか。「クラシックはもう飽きた」って言う人ってあまりいない気がするし・・・。』
tmsgksk『ちょっとやそっとでは揺るがない、安定した客層のあるなしの違いかなぁ…。「次はこれが」とか煽ることが目立った金の動きに繋がるというのも大きいんでしょうね。(これはでも「J-クラシック」とか「J-文学」とかでも似たようなもんか?)トレンドセッター的視点については、自分が好むものがエバーグリーンなものだなんて言い切るつもりはさらさらないですが「ああそうですか、ご自由にどうぞ」程度の感想しか浮かびません。あんたが嫌なだけなんだったらごちゃごちゃ言わんと勝手にやめりゃいいだけやん、っていう。(こう繋げたかったんです)』
yabu_kyu『「ちょっとやそっとでは揺るがない、安定した客層」っていうのはいいですね。でもポップミュージックではそれが「信者」的な否定のされ方をするのかも。別に毎回ライブに必ず行くくらいだったらいいと思うんだけどなあ・・・。
「自分が好むものがエバーグリーン」って言うのは、それでいいんだと思いますよ。「自分にとってのエバーグリーン」っていう意味で。私は自分ではずっとそう思って聴いてます。』
tmsgksk『「安定した客層」ってポップミュージックにもあるはずなんですけどね。ハイエンドな趣味に流れちゃうってのが通説みたいだけど、ある程度市民権を得ているような趣味であれば数自体はそんなに変わらないと、個人的には思うんですが。でもポップミュージックにお金と時間を割いている人って、騙されてると知りつつもその楽しみに溺れてしまうような”(愛すべき)ダメ人間”といった体の人が多い(とされている)ところから、企画サイドからは甘く見られてるのかもしれないですね。まぁ自分も人のことはとやかく言えた義理ではないのですが。 / エバーグリーン云々に関してはこれもちょっと言葉足らずでした。「自分が好むもの『こそ』が……」ってなっちゃうと危険だなぁと、自戒の意味も込めて思うわけなんです。「自分にとってのエバーグリーン」だ「と思って〜」ってのはホントそうですよね。僕も同感です。』
yabu_kyu『「ハイエンドな趣味」っていうのは興味深い言葉ですね。クラシックってハイエンドだと思うので、それで客層が揺らがないのかも。究極の趣味、というんでしょうか・・・。
”ダメ人間”という表現にかなり打ちのめされながらも”(愛すべき)”が付いているのでこのままでいいんだ!と思ってしまうところがまたダメなわけで・・・。確かにふと我に返って「騙されてるんじゃないか?なめられてるよな?」と思うことはあります。
エバーグリーンってかなりの数の他人と共有できることが条件(だと思う)ので、私の書いた「自分にとっての〜」ってかなり矛盾してましたね・・・。』