気合と親父
畜生。XTC のアルバムの中で流して聴くには "Skylarking" が一番だ。なんか悔しい。最初から最後まで引っ掛かりなく聴ける。
まあ前は上のように思っていたんですが、最近ではやっぱり XTC のこだわりっていうのはこれくらいに隠れた方が(薄めるんじゃなくて)ちょうどいいのかなあという気がしてます。歌詞があまりラジカルじゃないというような意見もあるようですが(つうかそう言っている人がいるということがライナーノーツに書いてある)、"The Man Who Around His Soul", "Dying" 辺りの流れなんかに隠しようのない底意地の悪さを感じられるし、これくらいのさじ加減にしてあげられる人がこの後も必要だったのではないのかなあと。売上の面では。
まあ、でも、プロデューサーは自分のレコードを灰皿にされる覚悟がいりますがね。トッド・ラングレンも聴いてみるかなあ。
あと、どうせ "Skylarking" 買うなら "Dear God" が入ってる2001年再発を買う方がいいでしょう。まあ今年出たやつの方が1000円も安いんだけどね。一曲プラス紙ジャケに1000円。普通は安い方選ぶわなあ。
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