エゾ一日目

「俺は野球は興味ないんだけど、こうして北海道の球団が活躍してるっていうのは嬉しいもんだね」球団て。結局優勝されたようでおめでとうございます。
最後は「あのテントにいるやつらおかしいんじゃねえのか?最後はあっちに向かって歌うぞ!」とグリーンオアシスの外までマイクを伸ばして歌う増子兄。ううむ暑苦しくて楽しい。

マーヤがマイクを客席に投げる投げる。スタッフが回収してスタンドにセッティング、マーヤが口にくわえる、再度投げる、回収の繰り返し。さすがにステージのスタッフがウンザリした顔してて大笑いしました。客席に突入しようとしてセキュリティに全力で止められてました。
開演前にドラマーがサウンドチェックに出てきてて、その場では相当叩ける感じだったのに、開演後は感情に任せる感じになってしまったのは残念。フロント二人が好き勝手やっていてドラマーもそれに合わせて気分のままに叩いた結果、単なる轟音のかたまりになってしまっていた気がしたので。もうちょっと演奏っぽく、というのかかっちりしている方が私は好きです。まあでもマーヤのギターを弾きながらのケイレンっぽい動きを観ていると「ここから少しでも洗練されてしまったらそれは KING BROTHERS ではないんだろうなあ」という気はするんですけどね。
ScoobieのMOBYが後ろの方で観てたんですが、なんか苦笑いしてた気が・・・。

フロントマンであるキーボーディストが客を煽るようなMCをしたと思うといきなり「ハイ、と言う訳でですねー」と芸人しゃべりになるのが異常に面白かったです。音はファンクとかスカを消化した感じのポップとかそういう分かったような書き方で許してもらえるでしょうか。もうちょっと長く聴きたかったかなー。

ギターの調子が悪かったのか最初二曲ほど音が途切れ途切れに。ハッチも手を滑らせてスティック落としかけるし、到底いいライブとは言い難かったです。
結局ギターはシールド交換で直った模様。カールコードじゃないジュリーなんてデキシーじゃないやい・・・。

当然「誰ロック?」があり。
「三人合わせて」のネタはキャイーンとゲッツ。この絶妙なアウトオブデート感はなんだろう。
"ANI VS 瀧" "瀧 VS ANI" 後の仲直りで瀧が「ANIサイコー、BOSEサイコー、シンコサイコー、卓球もサイコー!でも一番最高なのはみんな!」と言い出したのに対して卓球が「段々芸風がルー大柴に近付いてる」。すかさず瀧は「卓球のツッコミサイコー」。
BOSE「段々ステージでの(自分の)位置がいかりや長介に近くなってる。今も気付いたら『もうバカー!』とか言ってるし」
そして聖おじさん達は普通のおじさんに戻っていったのでした。どこが普通だよ。

細海魚さんの手によるものだと思われるサウンドプロデュースって言うんですか、ビッグビートな感じがとても良かったです。今ああいう音楽やる人って少ない気がするよなあ。声も渋くてよい感じでした。