先物取引(「イリノイの気温が下がった?買いだ買い!」みたいな)

バンドが解散する情報が駆け巡ったしばらく後、もしくは実際に解散したしばらく後に中古CD屋に行くと(どちらも「しばらく後」。内情は知らないですが、店内からも分かるレベルで大量の在庫を抱えている店が多いのですぐには中古CD屋の在庫は動かない。この辺実際中古CD屋でバイトしたことのある人のフォロー希望。学生のうちにやっときゃ良かったなあ。夏休みに一週間くらい体験バイトさせてくれる店ないっすか。でも出張買取のために車運転できないとダメな店もあるんだよな。ペーパードライバーだからそれは困る。そう言えば神保町周辺ではホンダのGYRO(3輪スクーター。荷台がでかい)が軽い出張買取に使用されているようでGYRO好きとしては見てて微笑ましかったりします。カッコ内文章長いよ)怒涛の勢いでそのバンドの全CDが売りに出されていることがあるわけですが(まあちょっと中古CD屋巡りをしたことのある人間ならすぐに思い当たるでしょう)。最初は「薄情だなあ」と思ったりもしたんですが、熱心に集めていた人は余り(新品でも)出回らないシングルだとかを持っているので、入手困難物品を手に入れるチャンスだということに気付いて以来、むしろ「ありがとうございます」という気持ちになりました。そんなわけで PEALOUT のシングルだとかを買い集める日々。それにしても君、解散した途端にサンプル盤を放出っつうのはどうなのかね。うれしいけど。
前に書いたかも知れないんですが、突如として近所のブックオフ矢沢永吉のCDが全作品の勢いで売りに出されたことがあり、当時(例え未整理中古CDの山がすごいことになってる店でも半年以上前の仕入れ品ってことはないだろう。新しいほど売れるものもあるし)別に永ちゃん周辺で何かが起こったわけでもないのにこの人はどうしてしまったんだろうかと感慨深くなったことがあるんですが、そういう何があったのか想像してニヤニヤしながら棚を眺めるのも中古CD屋巡りの楽しみだったりするんですが、そういうのは私だけですか。変態ですか。
あと、私は the Beatles のCDは黒い帯(デビュー30周年記念のやつ)で集めているんですが、これも突如として近所の中古盤屋に全CDが売りに出されたことがあり、学生だった当時は見通しが甘かったのとお金がなかったので最初の2枚しか買わなかったんですが案の定一週間経って行ったら全部売り切れていたので、持ち合わせがなくても銀行に駆け込んで(他行でも手数料気にしないで)お金用意するくらいの気持ちがないと欲しい物を中古で集めるのは辛いかなあ、というところです。
一体誰に語りかけてるのか分からないですが。